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Channel: 【駿河台大学】現代文化学部からのお知らせ
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「都市探訪」第3回実施報告(上野一帯 芸術・文化トポス探索)

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現代文化学部 本間邦雄教授

 現代文化学部には、2年次生必修の「フィールド・スタディ」科目の1つとして、「都市探訪」という科目があります。学外に出て、いろいろなところで都市文化を見聞します。6月20日(土)に、上野公園に行ってきました。総勢14名です。当日は幸い、天気もよく、上野駅公園口に13時集合。土曜日なので人出も多いようです。

まず、東京国立博物館へ向かいます。本館2階の「日本美術の流れ」の展示ホールをまわります。「日本美術のあけぼの」から始まって時代順に続く展示室で、注目した作品、気になった作品を「ワークシート」に記入していきます。

 それから1階に降りて、今度は「ジャンル別展示」のホールです。近頃人気の高まっている刀剣の特別展もあり、参加学生も興味深そうに見入っていました。

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国立博物館の2階・1階を探索して、玄関前で集合写真

 次に、国立西洋美術館に移動します。まず前庭のロダンの彫刻を鑑賞。館内に入り、中世美術から、バロック、印象派、20世紀美術まで、各展示スペースで気に入った作品をマークしてまわります。時の流れに沿いつつ、各自の好きな作品を見つける趣向です。

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さあ、次は国立西洋美術館

 16時前に、全員終了し、その足で西郷隆盛像へ。三々五々に公園の階段を降りて信号を渡り、アメヤ横町へ入ります。今日も大勢の人出で賑わう商店の品物や観光客の様子など観察しつつ、各自が気ままに回遊しました。

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公園を颯爽と縦断して、西郷隆盛像へ

 上野駅前に再集合し、16:30に現地解散。半日、上野というトポス(場所)の、文化的、芸術的な雰囲気と、迷路のようなアメ横の下町商店街の活気を堪能しました。上野は将軍家の菩提寺の寛永寺とその門前町から発展し、今日見たのはその一端にすぎませんが、古さと新しさの共存しているトポスであることが感じられたと思います。


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