12月18日(木)に行われた1年生必修科目「現代文化基礎講座II」にて、4年生を代表して、学生生活や就職活動体験、ターニングポイントについて、語ってもらいました。それを発表レポートとしてまとめてもらいましたので、その内容を掲載いたします。
夢を追い続ける強い気持ちとチャレンジ精神
私はダンスを始めたころ(小学校3年生)からダンス関係の仕事に就くことを目指しており、大学生活はレッスンへ通ったりイベントに出たりとダンスづくしの生活を送っていました。他にも保健体育の教職課程を履修し、これによって「教える」ことに興味を抱いた私はインストラクターを目指すようになりました。これが今の仕事を目指すこととなったターニングポイントの1つだといえます。ダンスの必修化に伴って注目が集まり、一緒に教職課程を履修している友人に教えることも度々ありました。4年時の教育実習中でも生徒たちにダンスを教える場面がありました。このような場面を通して、ダンスを人に教えることの楽しさを感じ、そして物事を教える方法を学ぶことができました。
ダンスは音に合わせて身体を動かし表現をする芸術性のあるものです。表現をするためには技術が求められるのですが、その技術面で大きく成長させてくれた先生と出会ったのは私が高校3年生の時でした。これもターニングポイントの1つだといえます。それまで10年弱ダンスを踊り続けていた私は天狗になっていました。反面、経験年数と技術面が伴っていないとも感じており、内心焦っていました。そんな私は、この先生の初めてのレッスンで全くついていくことができず、歩くことさえも必死なぐらい困憊していました。これによって、「ダンス」とひと言で言っても表現方法は様々であり、多くのジャンルがあると知りました。表現方法を広げてくれた、広げようという思いにさせてくれた先生のおかげでインストラクターに前進することができました。
何よりも、夢を諦めずに追い続けること。やりたいことがある人はこれが一番大切だと思います。行く先が見えずに焦ることや悩むことがあるかとは思いますが、途中で辞めずに続けてきたことで、結果的に私は夢をかなえることができました。そして、やりたいことのみに固執するのではなく、様々なことに取り組んでいく。そうすることであらゆるところからヒントやチャンスを得ることができます。それを吸収し自分のものにしていく、こうすることで大学生として、インストラクターとして成長をすることができました。
大学生活4年間、はじめのうちはレポートや試験が多く大変に感じることがあるかもしれませんが、1年の半分は休みであり、さらに学年を重ねるごとに授業も減っていきます。その分、自分で自由に使える時間が増えるということです。この時間をいかに過ごすか、これが大学生活の充実度に関わってきて、さらに就職にもつながります。自由な時間のみではなく、もちろん授業からもヒントを得ることができます。これらをぜひ自分の力にしていっていただけたらと思います。
素敵な4年間を送ってください。
卒業研究発表会の様子 発表会後のパーティー会場にて
同級生に創作ダンスをインストラクション