この科目は2年次生が現代文化学部で学ぶにあたって基礎となる重要な科目「コース共通科目群」の2つのカテゴリーのひとつである"フィールドスタディ"に位置付けられ、学びの場を広く学外に求めた体験重視型の科目のひとつです。全部で10科目が設定されており、その中から1つを選択することになっている必修科目です。
その第1回目が4月20日(日)に行われました。テーマは「羽田空港の役割とはなにか」です。羽田第1ターミナル内"太陽の塔"に集合し、羽田国際線ターミナル内"HOT ZONE"での解散まで、設定された時間に移動し、様々な課題に取り組みながら、空港の役割りを体得し、理解を深めてもらいました。途中、集合場所を間違えた学生がいて、空港の大きさや時間管理の大切さを学ぶことになった学生もおりましたが、なんとか皆、無事に目的を果たし、元気な笑顔で一日を終えることができました。
以下、学生のレポートを一部掲載いたします。
・羽田空港には何回か来たことはあるけれど、今日のフィールドトリップでは、違った見方で回れました。空港で結婚式をあげることが出来たり、神社があること、これはとても驚きました。(N・M女子)
・いろいろな施設を巡ってみると、空港から想像できなかった結婚式場、神社、クリニックや保育園などがあり、飛行機利用者以外の空港内で働く人たちのための施設があることに驚きました。国際線ターミナルではユニバーサルデザインを取り入れ、外国人のことを考えているのだと知りました。(T・K男子)
・まず、羽田空港はとても広いのだということに気がついた。さらに広い中にも1フロア毎に特徴があり、目的があることを学んだ。迷わないように工夫を凝らしているところも良いと思った。案内人や案内所、さらには掲示板などの情報量も多く、とても充実しているのだなと感じた。(F・M男子)
・私はフィールドトリップを通じて、羽田空港の基本的な機能から、今まで気付かなかった細かな機能まで、実際に自分で歩き、見聞きしながら調べたことで深く知ることが出来ました。また、分からないことがあった時にグランドスタッフや案内係の人に聞く大切さや、みんなと協力しながら行動することの重要性を学ぶことができました。(T・M女子)