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Channel: 【駿河台大学】現代文化学部からのお知らせ
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2013年度 「海外スポーツ文化研修」(現地研修)報告

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現代文化学部 大貫秀明教授
充実のプログラムとたくましくも優しい人びとに迎えられて

 まさに異例の、あの2月の大雪の合間をぬって成田から飛び立ち、今年度も「海外スポーツ文化研修」が南半球はニュージーランドの首都ウェリントンにて実施されました。今回で4年目となるこの研修は、ホームステイをさせていただきながら、午前中は語学学校で英語力をつけ、午後はかの国屈指のスポーツ学校でありますNew Zealand Institute of Sport(NZIS)にてスポーツに係る理論と実践を学び、加えて、夕方には地域のコミュニティにおけるスポーツの現場を訪問するというものです。
 この研修は、コミュニティにおけるスポーツのあり様の彼我の相違を検証するという課題を持参しての研修でもあるのですが、その課題への果敢な取り組みにも挑戦しつつ、と同時に、本学学生を考慮して綿密に組まれたプログラムを、現地の教育スタッフならびにスティ先の人びと、また素晴らしい天候にも励まされながら着実に消化・吸収したようにおもいます。
 この希有な経験が、後日参加者全員に有効にはたらくことを願うばかりです。Good Luck!

<担当教員 大貫秀明>

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脳と筋を刺激しあった友人たち

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 コミュニティ・スポーツのインタビュー対応してくださった元All BlacksラガーマンのDion Wallaceさんと(背後の標語を訳してみてください。)



スポーツの国 New Zealand(NZ)
現代文化学部3年  宇田 嬉

 NZでは、本当にたくさんの事を学びました。日本との考え方の違いもたくさんあり、前より視野をもっと広く持つことが出来るようになった気がします。スポーツ学校では、先生が生徒に教えるだけではなく、先生から教わった事を生徒が他の生徒に教えるという授業でした。実際に自分で体験しながら学んでいけるため理解しやすかったです。私は英語が苦手でちゃんとした言葉は話せませんでしたが、相手も聞こうとしてくれて、伝えようとしてくれたので通じ合う事が出来ました。

 一緒にトレーニングなどを行い、スポーツを通して仲良くなれた事にとても喜びを感じ、スポーツは本当に素晴らしいと改めて実感しました。NZでは、老若男女関係なくみんながスポーツを生活の一部に入れていて、道を歩けばお年寄りがランニングをしている。という風景が当たり前にある事が本当に素敵だと感じました。元オールブラックスのディオンさんから地域スポーツについての話を聞くこともでき、とても勉強になりました。ホストファミリーからも親切にしてもらって本当に良い経験をする事が出来ました。今は感謝の気持ちでいっぱいです。今回学んだことを今後の人生に生かしていきたいと思います。

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マシーンに乗っているのが宇田さん



海外スポーツ研修inニュージーランド&オーストラリア
現代文化学部3年  尾関愛美

 2月15日~3月1日の約2週間ニュージーランドへ海外スポーツ研修に行きました。わたしは諸事情により、みんなと一日遅れてニュージーランドに向かいました。何回か海外に行った事はあるものの、一人で海外に行くのは初めてで、オーストラリアでの乗り換えもできるか心配でしたが、無事ウェリントンに着くことができ、とてもいい経験になったし、少し自信がつきました。

 空港では、あちらの学校関係者とホストマザーが迎えてくれ、わたしのホームステイ生活が始まりました。周囲の人たちは、英語も全く話せないわたしに優しく、分かりやすく話しかけてくれてすぐに溶け込めました。また、わたしはかなり人見知りですが、自分から積極的にコミュニケーションを取ろうと辞書で意味を調べたり、自分から進んで声をかけようと頑張りました。英語学校では、様々な国の人が集まり、すべて英語で授業が進むため最初は理解に苦しみましたが、日を重ねるごとに少しではありますが、理解できるようになり、それがホームステイ先での会話に繋がっていきました。

 また、スポーツ学校では、普段やっているトレーニングのフォームの姿勢を確認したり、ストレッチの仕方や、ランニングトレーニングまで体を使って生徒とコミュニケーションを取りながらできました。そして、元オールブラックス、キャプテンのディオンさんに総合型地域スポーツクラブについてとてもいい話が聞けてとても為になりました。

 ニュージーランドとオーストラリアの名物や、名所、BBQ、一万人規模のマラソン大会にも参加でき一日一日がとても充実していてとても楽しかったし、貴重な体験ができました。絶対にまた行きたいと思える素晴らしい国で、とても充実した研修でした。

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ウェリントン湾を背景に

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ホストマザーとスマイル



研修で 学んだこと
現代文化学部3年  堀口実里

 私は人見知りの性格なので、ニュージーランドに行く前は不安で仕方ありませんでした。しかも外国人と英語で話さなければならないということは、私にとってとても勇気のいることでした。しかし、そんな私を変えてくれたのはニュージーランドの穏やかな環境と穏やかな人々です。ホストファミリーやスポーツ学校の生徒達、街の人々など気さくに話しかけてくれました。そして私のカタコトの英語を理解しようと心がけてくれました。そのおかげでコミュニケーションを取ることに自信を持つことができるようになりました。

 一番会話をしたのはホストファミリーの5人の子ども達です。子どもたちも子どもたちなりに私に対してゆっくり話しかけてくれました。私は次第にボディランゲージや文法など関係なく分かる単語を並べていき、コミュニケーションを図るようになりました。そうして会話が成立していき、言いたいことが伝わった時はとても嬉しかったです。

 私が今回の研修で学んだことは自分の殻から出ることの大切さです。殻から出てしまえばもっと広い世界を知ることができ、自分に絶対プラスになると分かりました。日本に帰国し今までより積極的な自分を実感しています。

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ホストファミリーの子供たちと(右端が堀口さん)

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修了証書を手にハイポーズ



海外スポーツ文化研修を終えて
現代文化学部3年  會田 舞

 今回の研修は大雪のために飛行機が一日遅れるというハプニングの影響で、問題が多く起こりましたが、無事ニュージーランドまで辿り着くことができました。ニュージーランドでの生活は、日本語が通じないため自分から積極的に行動しなければコミュニケーションが成り立ちません。言葉も通じず普段の生活とは違うため、不安も多くありましたが、心が広く優しい人に恵まれ、その不安はすぐ解消されました。
 
 午前は英語学校に通い英語の勉強をし、午後はスポーツ学校に行き、現地の人に混ざってスポーツをしました。言葉は通じなくても一緒にスポーツをするだけでみんなと打ち解けることができ、改めてスポーツの力は素晴らしいと実感しました。他にもニュージーランドならではの食べ物や観光地に触れられ、一日一日が内容の濃い生活を送ることができました。多くの人の温かさに触れることができ、日本では経験することのできない経験をすることができました。こんなにも楽しく思い出に残る日々を過ごせたのも3人の仲間や支えてくださった方々のおかげです。本当にありがとうございました。

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優しいホストファーザーと

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NZISの先生とパチリ、 暑っ!

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