今年度の新入生作文紹介の、第3回目です。
前回も書きましたが、新入生のみなさんには、10年後の未来を想像して、自己像の時空を広げてみてほしいと思って、この題目にしました。もちろん、期待も不安もあるでしょうが、それらを含めて未来を描くことは、学生諸君にとっておおいに意味のあることだと思ったからです。
今回は、近未来を想い描く女子学生です。この先、自分の知らないさまざまな世界を是非見てもらいたいと思います。
現代文化学部長 本間 邦雄
「10年後、私は?」
Y.U(女子学生)
10年後の私は、今はあまり想像できません。大学を卒業し、仕事をしているだろうと思いますが、日本の10年後は、機械や医療など発展していて、仕事の仕方も今とは大きく変わっているのだろうと思います。たとえばパソコンもなくなり、今で言うスマートフォンのような小さな機械で全て仕事をしたり、携帯電話もなくなっているかもしれません。
私は今でさえ、科学の発展についていけず、パソコンや携帯電話さえ上手く使いこなせていないのに、これからさらに機械が発展していく世の中で仕事をしていけるのか不安ですが、10年後の私は、仕事に必要な最低限の機械の知識を身に付けていられたらいいなと思います。
しかし、発展していくことで、10年後先は宇宙に簡単に行けるようになるかもしれません。もしも、それができるようになれば、是非行ってみたいと思います。自分の知らない世界を、いろいろ見てみたいと思います。