本シリーズ第6回目の先生は、現代文化学部教授の狐塚 賢一郎先生です。スポーツ科学、応用健康科学、なかでもコオーディネーショントレーニング(COT)を専門とする狐塚先生は、主に生涯スポーツ論やと教育実習Iの授業を担当していらっしゃいます。
「もともと持っている運動能力を引き出すにはどうすればいいのだろう?」「本来のからだの使い方を思い出したい」と考えたことはありませんか?
夏、群馬県みなかみでのラフティング(ゼミ合宿にて)
狐塚先生はラグビーが大好きです。「どうしたらラグビーが強くなるのだろう?」という疑問から今の専門分野につながっているそうです。「コオーディネーションスキルやコミュニケーションスキルが高いチームの方が強いのか?」と普段からよく考えていたそうです。
コオーディネーショントレーニング(COT)とは、「運動神経」を良くすることはもちろん、人間が本来もっている身体能力、運動能力、コミュニケーション能力を引き出し、生活力を向上させるトレーニングです。「このトレーニングは、トップアスリートだけでなく、幼児から高齢者まで幅広い年代に応用可能で、様々な効果が期待できますよ」と話してくれました。
幅広い年齢層の運動指導の基礎づくりがゼミの目標です
狐塚ゼミでは、そのトレーニングの基礎を学び、コオーディネーショントレーニング協会が主催する体験会やライセンスセミナーなどに参加し、コオーディネーショントレーニングだけでなく、講師の指導される様子をみて指導法をも学んでいます。コミュニケーションスキルトレーニングを通して、集団においてコミュニケーション能力を高めるような活動も行います。
現代文化学部 助教 鈴木慶子