現代文化学部 平井純子准教授
教室では学べないことを体験的に学ぶ「アウト・キャンパス・スタディ」の一環として、4月26日(日)に1年次対象のフィールドトリップⅠの授業を行いました。今回は「飯能を知るためのお散歩ツアー」。4月に入学したばかりの学生たちに、大学が立地する飯能を知ってもらうためのお散歩ツアーです。
飯能駅南口に集合した学生たちはまちなかにある寺社や路地をみながら、飯能市指定有形文化財・店蔵絹甚へと向かいました。専属ガイドさんの丁寧な説明を真剣に聞く学生たち。3階の屋根裏部屋まで上がらせていただき、じっくりと見学をしました。
天覧山に向かう途中で、神社の境内にある巨木から「気」をもらい、いざ天覧山へ。岩場があり、思いのほかキツイ、と愚痴をいいつつ、山頂に到着。ここから見る景色に感動の様子でした。自然や文化などの話に耳を傾けつつ、初夏を思わせる気持ちの良い風にあたりました。
トレイルの途中でふと見ると、大きな木の穴から顔をのぞかせる動物が...。ムササビです!本来は夜行性ですが、学生たちを歓迎して、出てきてくれたようです!
帰り道では、飯能のB級グルメのひとつで、古くから飯能市民に深く愛されている「味噌付けまんじゅう」を試食しました。味噌にあんこ?と、怪訝な顔をして学生も、食べてみると「これ、おいしい!」と大喜び。店の奥さまとの話も盛り上がりました。
何度か飯能のまちを歩いたことがある、という学生もいましたが、「こんなところ、全く知らなかった」、「こんなにおいしいものがあるなんて...」、「町の歴史に興味をもった」など、飯能に対し大いに関心を示してくれました。
フィールドトリップIは12月までの間に6回の課外授業を行います。次回も乞うご期待!です。