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Channel: 【駿河台大学】現代文化学部からのお知らせ
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「海外スポーツ文化研修」の現地研修が 実施されました

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<スポーツ豊国>ニュージーランドでの研修

現代文化学部教授  大貫秀明

 2月18日(水)から2週間ほどの日程で、2014年度「海外スポーツ文化研修」の現地研修がニュージーランドの首都ウェリントンにて実施されました。

 現地関係者との事前のメールでのやりとりでは、彼の地は50年ぶりの猛暑との報告を受けての出発でしたが、着いてみれば風はさわやか、また朝晩はかなり涼しく、例年どおりのこの時期の首都ウェリントンが出迎えてくれました。

 今回の参加学生2名(女子)は、到着翌日の午前から、ホームステイ先のホストマザー手作りのランチを持って、先ずは語学学校Making Futures Happen Academy(MFHA)へ、そして午後にはスポーツの名門として呼び名も高い専門教育機関New Zealand Institute of Sport(NZIS)にて理論、実習ともども学びをスタートさせました。そして、研修中日の日曜日には、某米国系保険会社がスポンサーとなり、ウェリントン市が後援のRound the Baysと呼ばれる市民マラソンにも挑戦し、思い出深い時を「身心」に刻み込んだようです。

 それにつけても、ニュージーランドはスポーツの中に生活があるようにさえおもえるほど、豊かなスポーツ文化が根付いていることを今回も実感できました。街の角を曲がる度に違うスポーツシーンに巡り会う、そんな感じです。今回参加の2名の学生もそのあたりをかなり強烈に感じてくれたと信じています。その経験のあれこれが、このふたりの学生の口からどのような言葉で今後友人たちに紹介されるかが楽しみなところです。その「前哨戦」としての研修報告が下記のものです。どうぞお楽しみください。

(研修前半の報告を久光貴美子さんが、後半部分を村田有紀さんが分担担当しています。)

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Round the Bays 出場の市民ランナーたち

ニュージーランド研修 ~前半の報告~

現代文化学部2年 久光貴美子

 今年度の海外スポーツ研修は、女子二人でとても楽しく2週間の日々を過ごしました。天候や飛行機の遅延に左右される事無く、無事に目的地であるウェリントンに到着しました。

 到着日が日曜日だったため、キリスト教の集まりにホストファミリーと一緒に行きました。私自身キリスト教徒ではないため、こういった集まりはとても新鮮に感じました。ホストファミリーの友人などに紹介してもらい、到着した日から多くの人と英語で話す機会ができました。

 翌日からは、午前の語学のインターナショナルスクール(Making Futures Happen Academy: MFHA)と、午後のスポーツ専門学校(New Zealand Institute of Sport: NZIS)に通い始めました。英語が得意ではない私は、毎回辞書とにらめっこをしながら授業を受けていました。

 MFHAでは、英文法や会話をメインに学びました。日本の授業では会話をすることがないが、MFHAではそういった機会が多かったため、少しは会話力が身についたのではないかと思いました。また、学生同士わからないところや、発音の違いなど教え合い、これまた日本との違いを発見しました。またその週に中国の新年(春節)があったため、先生と学生で金曜日にランチパーティーをしました。日本にいたらこのような経験はしないし、新年は全世界1月1日という理解をしていたと思いました。インターナショナルスクールだからこそ、様々な国の事を知ることができました。

 NZISでは主に、エクササイズと座学に臨みました。初日のエクササイズはウェイトがメインでした。女子学生でさえ100kg超えの重りを持ち上げていて、私たちはとても驚きました。私自身も駿河台大の授業で指導案を作成し授業を行いましたが、ウォーミングアップなどのやり方が違いとても楽しかったです。あちらの学生たちは想像力がとても豊かでした。また、授業中は学生自身が進んで質問したり、先生もどんどん学生に質問をしていました。

 放課後は毎日のようにウェリントンの街を観光したり、お散歩をしていました。国立博物館もあり、ニュージーランドの歴史に触れることができたり、マオリ民族のことについて学べました。また、普段はホストマザーが食事を作ってくれましたが、私たちも日本から持って行ったカレー粉を利用し夕飯を作りました。ホストファミリーも喜んで食べてくれたのでとても嬉しかったです。

 ウェリントンに来て初めての休日は、この研修の現地コーディネーターである竹内克さん(NZIS関係者)が指導しているラグビーチームの7人制試合を観戦しました。私たちは初めて見るラグビーにくぎ付けになっていました。ラグビーについて全く知らなかったけど、竹内さん夫婦が説明してくれて、楽しく観戦が出来ました。現役プロ選手や元オールブラックスの選手などを生で見る事が出来ました。

 「海外スポーツ文化研修」を終え、様々な日本との違いを発見できたり、まだまだ自分に足りないところや取り入れるべきことを見つけました。学生のうちにしか経験のできない留学ができ、本当にいい経験が出来ました。今後この経験を活かしていきたいです。

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ニュージーランド研修 ~後半の報告~


現代文化学部2年 村田有紀

 私たちはウェリントンの6.5kmマラソン(Round the BaysのRun & Walk部門)に参加しました。参加者をみていると老若男女問わず、さらにはベビーカーを引いている方と日本では珍しい光景も見ることができ新鮮でした。その日の午後、海でカッヤクをするアクティビティをすることにしました。時間は1時間程度、インストラクターの方が常に付いて来ているわけではなく本当に自由に各自で行動という感じ。これもまた日本では有り得ないような体験で新鮮で楽しかったです。

 次の日、午前中はWellington Zooに行きました。New Zealandの有名な鳥であるKiwi、日本では見られない動物を見ました。動物との距離も近く、そのおかげで今までに無いくらいの至近距離で動物たちと写真を撮ることができました。そしてこの日の午後、NZISが最終日!修了証を貰い、最後の授業へ。今日の授業は警察官を目指すコースに混じって外のグラウンドで雨なのにエクササイズをしました。エクササイズはサーキットトレーニングの様に様々な種目をこなすというハードなものでした。私たちはクラスの子とペアを組んでやったので現地の学生の力強さを間近で感じることができました。この日の夜ご飯は初めての外食をしました。後半になってやっと外食したので興奮した私たちでした。この日の夜、夜空を眺めると都会ではみられない星空が!!とっても綺麗でした。

 次の日、午前中は竹内さんの案内で観光地巡り、自分たちでは回らないような観光地に案内してもらえたのでとてもよい時間が過ごせました。午後はいよいよコミュニティ・スポーツに関するインタビューを現地関係者にする時がやってきました。回答をしてくださったのは、今回はNZISの首席教員の方でした。スポーツに関する質問を自分たちでしてその答えを聞く。研修も後半になっていたので現地の会話のスピードに耳が慣れてきたのか私たちは聞き取ることができるようになっていました。インタビューをして日本人の考え方とは違った方向での回答、似ている回答が聞けてとても充実した時間になりました。

 2月25日(水)、ウェリントンを出発しオークランドへ。早速、次の日の予約を市内のインフォメーションセンターでしました。なるべく自分たちの英会話で予約をするようにしました。英語でちゃんと予約もとれたので少し自信にもつながりました。そしてオークランド2日目に朝6時30分にツアーバスに乗り込み、私たち2人で全て英語案内のロトルアラフティングツアーへ出発。ラフティングはとてもエキサイティングでした。私たちは「こんなことしていいの!?」というような事をラフティングで経験、英語漬けの1日、来て良かったと思いました。

 研修も最終日、スカイタワーに登ることにしました。そこからの眺めはとても綺麗で海もあれば山もあるという景色で登った甲斐がありました。思い返せば2週間はほんとに早く過ぎていき、最初は不安が強かったのですが毎日を過ごしていくうちに不安が楽しさに変わり、英語で話す事が楽しくなっていきました。現地で自分の実力が試されつつ、通用したときの嬉しさはとても大きかったです。今回この研修に行くことを当初悩んでいましたが、学生のうちにしか経験できないことを経験できたので本当に行って良かったと思いました。思い切って行くことを決意して良かったなと思える内容の2週間でした。

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